こんにちは。今回は高知県発祥のスポーツ【スカッシュバレー】をご紹介させていただきます。
私も以前広島県にいる時、スカッシュバレーの活動をしていたチームに所属して実際にやってた経験があるのですが、ルールも簡単でとても楽しいスポーツでした!
発祥は高知県ですが、県外にもチームがあり、バレー未経験者にも難しくないのでとても人気が増しているスポーツです。
スカッシュバレーとは
スカッシュバレーの歴史
高知県田野町で1985年頃、破れたバレーボールボールの中にある黒いチューブ見て「このチューブのボールでバレーボールしたら面白いのではないか?」と考えたのが誕生のきっかけだったそうです。
しかし当時の田野町の体育館はとても狭く、バトミントンのコートしかなく、そこで3人程度で出来るスポーツで「いつでも・どこでも・誰でも」をキャッチフレーズに考えられたのがスカッシュバレーです。
スカッシュバレーという名称も「スカッ」と「フレッシュ」になると云う事で、後に名付けられたそうです。
特徴・魅力
- 3人1チームの為少人数で始められる!バレーボールだと最低6人、試合をするとなると12人は必要になるが、スカッシュバレーなら最低6人で試合をすることもできる。
- 黒いゴム製の柔らかい専用ボールを使う為、当たってもそこまで痛くない!突き指の心配がないのも大きな魅力です。その為、子どもからシニアの方まで気兼ねなくプレーできます。
- これが特徴的ですが、3人が1回づつボールに触って、絶対3回で相手コートに返さなくてはいけない。なので全員が必ずゲームに参加出来るスポーツになってます。
必要な道具
- ボール
- ミカサチューブボール。70cm(プラスマイナス1cm)
- ネット
- ソフトバレー用のネットを使用し、高さは2mとする。
遊び方・ルール
チームの人数は?
- 1チーム5人以内、コートに入ってプレーできる人数は3人とする(セットの開始時のみ交代可能)
競技の進め方
- サービス権を得たチームはバドミントンサービスライン後方の右半分コート内より、相手方コートのサービスエリア内に行う
- サービスの順番はチームで決定し、ローテーションさせて行う
- サービスは1回とし、アンダーサービス(アンダーサーブ)とする
- サーブを受けるチームの位置はコート内であればどの位置でもOK
- 3人が必ずボールに触れ、3回で返球する(その為ブロックでの返球は禁止✖)
反則
- 4回以上ボールに触れた場合
- 1回または2回で返球した場合
- 1人が2度ボールに触れた場合
- ボールを持った場合
- インプレイ中ネットに身体の一部が触れた場合
- 身体の一部が相手方コートへネット上より出た場合
- サーブの時コートのラインを踏んだ場合
- サーブする際は必ず片手でトスをしてボールを打つようにし、片方の手に乗せたままでは打たない。(歩きながら打たない事、横打も禁止)
まとめ
スカッシュバレーは専用の柔らかいボールを使用しているので、子どもからシニアの方まで幅広く楽しめるスポーツです。
実際スカッシュバレー発祥の地でもある高知県では、小学校の授業にも取り入れられている一方、シニアの方の競技人口がとても多いそうです!
年齢を超え、性別を超えて安全に楽しめるのがスカッシュバレーの醍醐味でしょう。これこそ生涯スポーツのかたちだといえます。
実際やっていた感想としては、ルールは然程難しくはないが、スカッシュバレー独自のルールの中で色んなテクニックや手法がありとても奥深く、とても楽しいスポーツでした。
例えばアンダーサーブ一つとっても、ゴムボールの特性を活かした曲がるボールや落ちるボール等、変化球がすごい!
「絶対アウト!」っていうボールがコート内に戻ってくるほど曲がる!!
ブロックでの返球は出来ないが、アタックをあえてブロックして上にあげるテクニックもある!
ボール1つ用意すれば少人数でも遊べるので、バレーボールするには人数も集まらないし、そもそもバレーボールが苦手なんて方でも楽しめます。是非ご興味のある方はやってみてはいかがでしょうか。