【北海道】発祥のスポーツ~パークゴルフ~

パークゴルフの用具
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みなさん【パークゴルフ】ってご存知でしょうか?

今回は年々競技人口の増やしているパークゴルフについてご紹介していきます!

野外スポーツの為、密にもならず、気軽るに始められるパークゴルフはコロナ過の今とてもおすすめのスポーツといえるでしょう。

私も最近、近隣にパークゴルフの公認コースが出来たので実際にプレーしてみました。ゴルフ未経験者でも難しいことなく、とても楽しめました。

目次

パークゴルフとは

北海道幕別町で公園で幅広い年代の人ができるスポーツとして考案され生まれたスポーツです。

パークゴルフの生まれた背景には前身とも言える「グラウンドゴルフ」というスポーツの存在がありました。

グラウンドゴルフは乾いた土の上で競技をする為、ボールが転がりすぎて、ゴルフのように強く打つことができない、そこで運動公園の芝生に穴を掘り、距離を伸ばして、よりゴルフのように爽快に打てるよう改良されたのがパークゴルフです。

実際にコースに行ってみると、お孫さんからシニアの方まで一緒にプレーをされている光景もよく見られ、『多世代コミュニティスポーツ』だと感じました。

必要な道具

パークゴルフはゴルフと違い、何本もゴルフクラブを揃えたり、関連道具を揃えなくても気軽に始めることができます。

ゴルフクラブ1本、ボール1球、ティ1個があれば最低限の道具はOK

これらの道具はパークゴルフ場によってはレンタルできるところも多いので、手ぶらでもプレー出来たりします。

私が行ったパークゴルフ場でもレンタルがあった為、私服にスニーカー、手ぶらで行っても気軽に楽しくプレー出来ました。

もし自分の道具を購入される場合は、初心者の方でしたらまず下記6つの道具から優先的に揃えていきましょう。

初心者向け道具リスト
  1. クラブ(ボールを打つ為の道具)
    1. 重量600g以下、長さ860mm以下であること。
    2. ロフト角をつけてはならない(打球が飛び上がらないようにするためです)
    3. 材質
      • ヘッド(ボールに当たる部分):木質 であること。ただし、ヘッドの木部の割合は、木部体積割合が82パーセト以上であること。
      • ソール(ヘッドの底の部分):金属・合成樹脂で強化することを認める。
      • シャフト(グリップからヘッドに続く軸の部分):木質又はグラスファイバー・カーボンファイバー・アルミニウム合金とする
      • グリップ(クラブを握る部分):木質又はレザー、ゴムとする。
  2. ボール
    • 大きさ:直径 60mm(±0.5mm)
    • 重量:80g以上~95g以下
    • 材質:合成樹脂
    • 音圧:80.0デシベル(dB)以上(球を打った時の音)
  3. ティー(ボールを乗せる台で各ホールの第1打に使います)
    • 材質:ゴム又は軟質な物であること、
    • 高さ:ティーの底辺から2.3cm以下のもの(ティーの底辺からのボールの高さは80mmを超えてはならない。)
  4. グローブ
    • パークゴルフはボールも大きく固い為、インパクト時にゴルフ以上の衝撃があります、クラブから伝わる衝撃から手を守るために着用し、さらにインパクト(ボールを打つ瞬間)時にしっかりとグリップができるので無駄なくヘッドに力を加えることができるようになります。
    • 右利きの人は左手、左利きの人は右手に装着するといいでしょう。
  5. マーカー
    • 他のプレイヤーのボール進路と自分のボールが被ってしまった場合にマーカーを置き、ボールを取り除くのに使用します。
  6. ポーチ
    • 腰に装着できる専用の『ポーチ』だとボールや小物類をまとめて収納できる為、とても便利です。
あると便利なアイテム
  1. クラブケース
    • 大切なクラブを守ってくれる強い見方です。ボールケース付きだと持ち運びにも便利でしょう。
  2. スコアカードケース
    • パークゴルフ場にはだいたいスコアカードが無料で用意されていますが、紙のまま持ち歩きプレーをしていると、ぐしゃぐしゃになったり破れたりしてしまいます。スコアカードケースがあれば、記入もしやすく管理するにも大変便利です。ポーチに入るサイズのものを1つ購入しておくことをおすすめします。
  3. 帽子、サンバイザー
    • コースには影がないこともあります。特に夏の暑い時期にパークゴルフを楽しむ際には必要でしょう。
  4. サングラス
    • 太陽の紫外線から目を保護し、眩しさを軽減したりと、快適にプレーするにはあると便利なアイテムです。
各道具の特徴と選び方
  1. クラブ
    1. 日本パークゴルフ協会認定シール(クラゲラマーク)が貼っているクラブを購入しましょう。(無料のパークゴルフコースや庭など自分で練習程度であそぶ程度であればあまり意識する必要はありませんが、大会や公式の場でプレーするときにはこのルールは重要です)
    2. 重量による違い
      • 重量の重いほうが飛距離は出やすいが、操作性が悪くなります。反対に重量の軽いと操作性が良い特徴があります。ただ軽い分、重いクラブと比べると飛距離が出にくくなります。
      • 軽い分類の500g~530g前後だとスイングパワーの面で自信の無い女性の方や高齢者の方向けだといえます。一方530g~550g以上の重い分類は、男性や飛距離を出したい方向けだといえます。
    3. 長さによる違い
      • 長いものほど飛距離は出やすいが、ボールに当てづらいです。反対に短いほうがボールに当てやすいですが、飛距離が出にくくなります。
      • 身長によっても扱う長さは変わってきますが、基本的には女性は83㎝、男性は85㎝を選ばれるといいでしょう。
    4. ヘッドの違い
      • ヘッドの形状は大きく分けて3種類ありあます。
        1. 小型ヘッド:操作性◎、方向性△、球の上がりやすさ△
        2. 大型ヘッド:操作性〇、方向性〇、球の上がりやすさ×
        3. シャローヘッド:操作性△、方向性◎、球の上がりやすさ:〇
  2. ボール
    1. 重量による違い
      • 重量の規定にもあるように、80g以上~95g以下の範囲で多種作られています。
      • 重いボール(94g前後):飛距離もでやすく、直進性がありよく転がりますが、パワーがない方だと飛ばしにくくなってしまう為、男性向きだといえます。
      • 軽いボール(80g台):パワーのない方でも飛距離を出しやすく、上げ球が打ちやすいです。軽い分直進性が弱く転がり(ラン)は少ないです。パワーに自身のない方や女性向きだといえます。
    2. 構造のよる違い
      • 1ピース(単構造):一つの素材だけでできているボール。耐久性があり価格も安いので貸出のボールに多いです。
      • 2ピース(2重構造):内側と外側で樹脂が2層になっている為、1ピースボールよりも打ちやすく、ボールの方向コントロールが可能となります。
      • 3ピース(3重構造):2ピースボールよりも細かいボールの方向コントロールが出来るようになるが、樹脂が3層となり、構造が複雑ですので値段も高くなってきます。
      • 中空構造:ボールの中心部(コア部分)が空洞となっている構造。重心が外側くることにより、ボールが回転しやすいのでコントロールが良くなります。また中が空洞の為、反発力が強くなり飛距離もあがると言われています。中空構造の中にも2ピース・3ピースと構造が複雑になるほど値段も高くなります。

遊び方・ルール

  1. 遊べる人数は?
    • プレイする人数に制限はありませが、基本は4名までが1組です。1組ごとにホールを回ることになりますので、1組の人数が多すぎると時間がかかりすぎてしまい、他のプレーヤーに迷惑をかけてしまうことがあります。パークゴルフ場によって「1組何人まで」という規定を設けているところもあるので、その規定内であれば問題はありません。
  1. 打順について
    • 最初のホールだけは各々で打順を決めます。2打目からはボールがカップから遠い順に打っていき、次ホールからは前ホールの成績が良かった順となります。
  2. 勝敗の決め方
    • 勝敗についてはゴルフと同じで、ボールを打ったストロークの合計打数による決まります。
  3. ペナルティは?
    • ボールの位置を勝手に変えて打ったり、OBや池に入ったりしてしまった場合、スイング中に球を2度打ちなどるすと2打加算のペナルティとなります。
    • ゴルフと違い、万が一空振りをしてしまっても、それは1打としてカウントはされません。もしクラブに当たってもティーイングエリアから球が落ちなければ、ノーカウントで打ち直すことができます
  4. コースについて
    • 9ホール単位に構成された区域をいう。18ホールのコースレイアウトは、9ホールごとになっていて、A-1~9、B-1~9のように分かれている。コースの標準打数は33で、18ホールでは66となる。一つのホールは、フェアウエイ、ラフ、グリーンなどから構成されおり、ハザード(バンカー、ウォーターハザード)やOBゾーンなどもある。
    • 9ホール回っても所要時間はだいたい30~40分程度、時間も短いのでとても遊びやすいです。

知っておきたい注意点

  1. 前の組がホールアウトしてからコースに入る
    • パークゴルフはホールが短いため、打ちこんでしまう可能性があるので、必ず前の組が次のホールに向かってからスタートしましょう。
  2. ボールの軌道上には入らない
    • 一緒に回っている人が打つ場合、必ず後ろに下がって打ち終わるのを待ちます。ボールが予期せぬ方向に飛ぶこともあるので周りには注意を払いましょう。
  3. 適した服装でプレーをする
    • ゴルフ場と違い規則などはありませんが、コースでのヒールやサンダルはプレイし辛く、転倒の危険性もあるので、運動に適した服装でプレイすることをオススメします。

まとめ

パークゴルフはルールもいたってシンプル、子供からお年寄りまで誰もが身近なスポーツとして、手軽に出来る三世代スポーツであり、 多世代コミュニティスポーツ です。

  • 3世代家族で楽しく気軽にスポーツをしたい
  • 運動不足を解消したい
  • ゴルフをする体力がなくなった
  • 会社の親睦会としてスポーツをしたい

そんな方はぜひトライしてみてください。ゴルフよりもお手軽で、芝生の上で気持ちよくプレイできるのがパークゴルフの魅力だと思いました。


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