こんにちは。
今回は福井県発祥のスポーツ【ソフトバレーボール】をご紹介させていただきます。
前回ご紹介しました、【高知県発祥のスポーツ ~スカッシュバレー~】と同じく、バレーボールから派生したスポーツです。
両方ともバレーボールとは違い、柔らかいボールを使うというところは同じで、子どもからシニアまで誰もが楽しめる簡単な生涯スポーツです。
実際私の管理している施設でソフトバレーを定期的に使われている団体には、20代の若いチームから70代、80代のシニアチームまで幅広くプレーされています。
目次
ソフトバレーボールとは
ソフトバレーボールの歴史
福井県小浜市で1977年に、高齢者の生きがいづくりと健康増進を目的に『紙風船でバレーボールをしてみよか』と考案されたのが始まりです。
1988年には第1回全国スポーツ・レクリエーション祭で正式種目に採用され、全国大会が開催された。
現在では広く日本中に普及し、全国大会も毎年開催されるなど 「いつでもどこでも誰もが楽しめる簡単な生涯スポーツ」として発展しています。
特徴・魅力
- 4人制の競技なので、8 人そろえばすぐにゲームができるなどの手軽さがとても魅力です。
- 6人制、9人制バレーボールの醍醐味を味わえながら、年齢や性別、体力や技術レベルなどに合わせて誰でも気軽に楽しめる新しいバレーボール競技です。
- ソフトバレーボールという名前の通り、柔らかいソフトなゴム製のボールを使用するため、「バレーボールは手が痛いからちょっと……」なんていう方でも始めやすいスポーツです。
必要な道具
- ボール
- 日本バレーボール協会制定のソフトバレーボールを使用する
- 重さ:210g(±10g)
- 円周:78cm(±1cm)
- ネット
- ソフトバレーボール専用ネット(幅80cm)
- 支柱
- ソフトバレーボール用支柱(高さ2m、またはバドミントン支柱と補助ポール)
- コート
- バドミントンコートのダブルス用コート(外側のライン)(13.40m×6.10mの長方形)
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遊び方・ルール
チーム人数は?
- 1チーム4名(交替競技者を他に4名まで置くことができる)
競技の進め方
- 競技はすべて4人対4人で行う
- 1セット15点のラリーポイント制で、3セットマッチとする。14対14の時は、デュースとして2点差がつくまで行う。ただし、17点で打ち切り、17点を先取したチームを勝者とする
- 選手の交替は、各セットごとに4回以内で行うことができる
- サービス
- サービスは、バックライトの位置にいる競技者が行う
- サーバーは、エンドラインの後方のサービス・ゾーン内から、片方の手または腕でボールを打ち、相手側コート内に入れる。(ジャンプサービスの場合は、踏み切ったときの足の位置がサービス・ゾーン内であること)
- サービスは1回しかできない(ネットインは認められない)
- サービスが打たれる瞬間、両チームの競技者は定められた各ポジションに位置していなければならないが、サービスが打たれた後はどのように移動してもよく、ローテーション図ポジションによるプレー上の制限はない
- ボールは、3回以内の打球によって相手側コートに返す
- ブロックによる、ボール接触は1回に数えない(ブロック後の1回目の打球は、ブロックを行った競技者を含んで、誰が触れても許される)
- サービス権を得た時は、直ちに時計回りにメンバーの位置を1つずつ移動する
反則
- 連続して 2 回ボールに触れることができない(ブロックを除く)
- 相手チームがサービスしたボールをブロックすることは許されない
- サーブ順を間違えたとき
- サーブが打たれた瞬間に、それぞれのコート内でローテーション順に位置していなかったとき
- ネットを越えて相手コート内にあるボールに触れたとき
- センターラインを完全に超えて相手コートに触れたとき
まとめ
ソフトバレーボールいかがでしたでしょうか。
ソフトバレーボールは誰でも気軽に出来る為、健康、体力維持はもちろんですが、仲間作り・コミュニティ作り等、生涯スポーツとしてきわめて魅力的であり、性別、年齢、体力、経験、技術レベルに応じ、初歩的ゲームから複雑な応用技術を必要とする高度なゲームまで、とても奥の深いスポーツです。
公共のスポーツ施設であれば、ネットや支柱などの用具を貸出しているところも多いはずです。
ボール1つ用意すれば少人数でも遊べるので、バレーボールするには人数も集まらないし、そもそもバレーボールが苦手なんて方でも楽しめます。是非ご興味のある方はやってみてはいかがでしょうか。