皆さまこんにちは。
今回は日本発祥のスポーツ【ラージボール】をご紹介させていただきます。
【ラージボール】直訳すると、〚大きな球〛ですが、では何の球を大きくしたスポーツなのか?
卓球の球を大きくした新卓球競技!それがラージボールです!
昨今卓球競技はオリンピックや有名選手の活躍もあり、大きな賑わいをみせてます。
そこに付随し、卓球初心者やシニアでも楽しめるラージボールも全国各地で競技人口が 増加の一途をたどっています。
実際私の管理している施設でも、週3回程度ラージボールの教室が開催されており、100名程の元気なシニア層の方が楽しみながら練習をされています。
世代を超えて交流でき、楽しみながら本気になれるスポーツ【ラージボール】はこんなスポーツです!
ラージボールとは
ラージボールの歴史
1988年に「子どもからシニアの方まで初めて卓球に触れる方でもすぐに楽しめるように」と誕生した新卓球です。
誕生までにはさまざまな大きさ・重さ・色のボールが研究され、何時間もかけて最も楽しめたボールを選びました。
現在では全国大会をはじめとする数多くの大会が全国各地で開催されています。
私の管理している施設でも大小様々なラージボールの大会が開催されており、シニアの方の試合もなかなかの迫力でラリーが続いているのがとても印象的です。
ラージボールの魅力・特徴
一番の特徴はなんといってもオレンジ色の大きなボールでしょう。
ボールの直径が大きく重さが軽いので空気抵抗を受けやすく、スピードと回転の力が弱まってラリーが続きやすくなってます。
他にも硬式の卓球と比較するとこのような違いがあります。
この違いがラージボールの魅力といってもいいでしょう。
ボールは大きく軽い、その上見やすいのでラリーが続く。
ネットが高い為、ボールの弧線が高くなりラリーが続く。
表ソフトラバーのみなので回転量が少なくラリーが続く。
ラリーが続くからゲームが楽しい、ラリーが続いても1試合3セットマッチなので体力的負担も少ない。
必要な道具
- ラケット
- ラージボール用ラケットもしくは硬式用のラケットも使用可能
- ラバー
- 表ソフトのみ使用可能
- ボール(ラージボール用)
- 直径44ミリ、重量2.2~2.4グラム
- ネット(ラージボール用)
- 高さ:17.25cm
- 卓球台
- 硬式卓球と同じでOK
遊び方・ルール
ラージボールでは上記の比較で記載した通り、硬式卓球とは少し様式やルールの違いはあります。
しかし、競技方法などは硬式卓球とほぼ同様となってます。
そんなラージボールにも、レクレーションルールと競技大会ルールの2つが存在します。
レクレーションルール
- サービス時の高さの規定などはありません。
- デュースで12対12になった場合には先に13点を得点した競技者が勝利
競技大会ルール
- サービスは手のひらを開き、ボールをのせた状態で2~3秒停止する。
- ボールに回転を与えることなく、16cm以上垂直にあげる。
- 10:10以降は2点差をつけた競技者が勝利
大会などに出場も考えれている方は競技大会ルールに乗っ取り練習をしていくことをオススメします。
まとめ
誰にでも楽しめる卓球として誕生したレクリエーション要素の高かったラージボールですが、現在では競技人口も知名度も増加の一途をたどっています。
その人気の理由は、
遊技場やスポーツ施設では卓球台が完備されている場所が多いです。
室内競技ですので、天候に左右されることなくできるから気軽に行けて料金もリーズナブルです。
ラケットとボールさえ用意すればいつからでも始められるスポーツです。
是非ご興味の沸いた方はトライしてみてはいかがでしょうか。