こんにちは神乃です。
今回は実際に私も携わっている【スポーツ施設】
その管理の仕事ついてご紹介させていただきます。
自己紹介記事のようなものになりますが、もしスポーツ関連や施設管理などの仕事にご興味のある方に少しでも参考になればと思い書かせていただきます。
そもそもスポーツ施設ってどんな施設?
スポーツ施設と言っても形態は幅広く色々とあります。
野球場・陸上競技場・プール・体育館・テニス場・ジム・・・公共施設もあれば民間施設もあります。
野球場1つとっても、ドームやスタジアムといった大型施設~小型施設のグラウンドまで様々です。
では実際に私の管理している施設がどのようなところかと申しますと、
公共の体育館・トレーニングルーム・サッカー場・野球場・多目的グラウンド・テニス場・公園のある複合施設です。
郊外にある少し大きめのスポーツセンターや総合運動公園等を想像して頂ければ分かりやすいかと思います。
公共のスポーツ施設って誰が管理しているの?
公共の施設は市区町村が直接管理していると思われる方も多いのではないでしょうか。
実際に市区町村が直接管理している施設もあります。
それ以外では、業務委託や指定管理制度により民間事業者などが管理している施設もあります。
私の勤めている施設も、この指定管理者制度によって管理・運営しております。
よく利用者の方からも、『公務員ですか?』と聞かれますが、民間企業の職員です。
主な業務
全国大会レベルの貸切案件から卓球台1台の個人使用まで使用者はバラバラです。
スポーツ施設だが使用はスポーツだけとは限らない。
企業の会議、フリーマーケットやハンドメイドイベント、文化祭なども開催された。
これらをブッキングしないよう調整していくのは日常の業務です。
トレーニング機器から競技備品、床や施設備品など施設には物が沢山ある。
それぞれに使い方から直し方まで知識を要します。
例を1つ挙げると、スポーツ施設の床を思い出してください!ピカピカに光っていますよね!?
あれは綺麗に水拭きしている、もしくはワックスが掛かっていると思われている方も多いのではないでしょうか。
実は両方とも違います!
水拭きおよびワックス掛けは、不具合発生の観点からは原則として行うべきではありません。
その理由は、水分です。
床はご存知の通り木材でできています。木材は、水分を吸うと膨張し、乾くと収縮するという特徴があります。水拭きによる清掃を含め、想定以上の水分が加わることによって、床板は膨張と収縮を繰り返します。そうして変形することで木片が剥離し負傷事故の原因となってしいます。
従来のワックス剤にも水分が多く含まれている為、ワックス掛けも上記の観点から禁止している施設が多いです。
ではどうしているのかというと、私の管理してる施設では水分、ワックス成分を一切含まない天然系塗料のメンテナンス剤【NONSLIP(ノンスリップ)】と、同じく水分、ワックス成分を一切含まない天然系塗料のフロアメンテナンスクリーナー【GRIPメンテナンスクリーナー】を使いメンテナンスを行っています。
私も施設を管理する為の知識として下記の資格を取得しました。
- 公認スポーツ施設管理士
- 木製床管理者
- スポーツ用器具管理アドバイザー
かけっこ教室・フットサル教室・ダンス教室などのスポーツ教室はもちろん、音楽イベントや文化教室の企画なども行っています。
私も文化教室の企画運営を担当しており、日々ネタ探しをしてます。
自分の考えた企画で反響があるとやっててよかったと凄く思いますね!
上記以外にも細かな業務はたくさんあります。
運営している施設内容や設備により、必要業務や必要知識・資格も変わってくると思います。
まとめ
スポーツ施設の管理業務はメジャーな仕事ではないでしょう。
ですからどんな仕事なのかあまり知られてはいないと思います。ここで紹介した内容はほんの1部ですが、とてもやりがいも魅力もある職業です。
皆さんのお住まいの地域にも大小問わずこういった施設があるのではないでしょうか。
すこし気にしてご利用してみてください。